波乗りジプシー

サーフィン日記・波情報・サーフギア・おすすめのランチなどを書いてみます。

雨の後のサーフィン

昨夜は凄い雨でしたね。

友人から大丈夫か?!と安否確認のLINEが入り、何事かと思ったら、すぐ近くの引地川が氾濫寸前で7万3千人に避難勧告が出てるとのこと。そんなに??

結果特に問題ありませんでしたが、毎回大雨のあと気になるのが、まあ海の汚いこと。

雨水でゴミや汚れが川に流れ込み、それが海へと運ばれて行きます。

雨の降り始めは特に路面をよく見るとシャボン玉の表面のようにきれいでカラフルな模様が見えたりします。ガソリンやエンジンオイルなので化学物質もたくさん流れ込んでるんですね。ほかにも動物の糞尿や死骸に限らずなんでも運ばれて行きます。

一時期みなさんも敏感に反応していた放射線物質も例外なく。

 

カリフォルニアだと下水の処理レベルが低いのと雨量も少ないため、たまーにに雨が降るとそれらが一気に流れ込んでくので、雨の後はサーファーは極力時間をおいて海に入らないようにします。そんな中でも何人か気にしないで入っていく例外もいますが、、、。最悪感染症で亡くなった例もあります。

日本はそこそこ雨量もあるからそれほどでも~と思いがちですが雨の後の海を見るとそうは思えません。めちゃくちゃ汚いです。それに今年は梅雨らしい梅雨もありませんでしたし。

それから少し前になりますが、ゴールデンウィーク中に赤潮が発生して夜光虫も話題になりました。

妻と観に行って綺麗だなーなんて感動していたのですが、あれって海に流れ出た科学物質や有機物が原因なんですよね。

 

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植物プランクトンが異常に発生して赤潮が発生→酸素不足で魚が大量に死んでニュースで取り上げられてました。

翌朝サーフィンして結膜炎に。眼科で検査した結果伝染する症状ではなかったものの、すれ違う方々の視線が痛かった!目ヤニがすごいし治るのに1週間ほどかかりました。

どうしてもダックダイブのときに目を開けてしまう癖がよくなかったんだと思います笑。

 

人間のエゴ、利便性の向上と引き換えに海がどんどん汚れていくなんて、海洋生物にとっては理不尽極まりないですよね。

サーフィンに限らずシュノーケルをしても、わずか数年前と比較してもサンゴは減っていってるのがわかるし砂浜も間違いなく減ってます。

こういった変化を実感できるってことは事態は相当深刻で、取り返しがつかないレベル。まあ人間ていうのは欲に支配される生き物なのできっと、もうどうにもできない状況になって先人のせいにしたり他国のせいにしたり現実から目を背けて他人事で済まそうとします。

原因は100%人間によるものなので海洋汚染を完全になくすには人間を地球上から消すしかありません、、、。

 

 

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 福島第一原発事故のその後をドローンで撮影した映像。人がいなくなれば数年で緑一色に。皮肉ですよね~。

でもせっかく与えてもらった命ですので勝手ではありますが、もっと生きて、たっくさん良い波に乗りたいのです。

良い波に乗りまくって美味しい魚をたくさん食べて海の恩恵にあずかりたい!きれいな海を少しでも永く後世に残していきたいですよね。

綺麗な海で良い波に乗った後は気分も最高です。感謝の気持ちはもっと海に還元してかないと。サーフィン大好きだけど海はそうでも、、、なんて人はいないですよね。

じゃあ実際になにができるか挙げていくと、簡単なものしか浮かびませんが、

 

  • ゴミはゴミ箱に

ワンハンドで板をもってない方の手でつかめる分だけでもゴミ箱へ捨てれば、いつも大混雑の湘南なら効果は絶大。

 

  • スーパーやコンビニの袋は使わない
エコバックを利用する。コンビニの袋を使わないようにする。パドルをしてて腕に絡みつくと気分は最悪。この世から消えてほしいものの上位にランクイインしてます。

 

 

  • 日焼け止めに気を遣う
意外だったのが種類によっては日焼け止めも海にとっては有害になるってことです。常識かもしれませんが最近知って衝撃を受けました。
多くの日焼け止めにはオキシベンゾンという成分が使用されていてこれがサンゴの赤ちゃんに有害な影響を及ぼすとされていて、毎年6000tもの日焼け止めがサンゴ礁に溶け出してるとのデータも。日焼け止め選びって大事!
 
どれも簡単にできることばかりです。簡単なんですけど、人に伝わる言葉選びって難しい!ってブログを通じて習慣のなかった文章を書き始めてつくづく思います。
ハッピーなサーファーが増えたら海も変わってくはず。。。