波乗りジプシー

サーフィン日記・波情報・サーフギア・おすすめのランチなどを書いてみます。

サーフィンができなくなったら

突然サーフィンを奪われたら…

想像してみてください。
 
過去に何度か考えてみましたが
できなくなるとすれば
病気や怪我で体のどこかを悪くしてしまうか、何かトラブルを起こし逮捕されて自由を奪われるくらいでしょう。
 
しかしそのときはやってきました。
今回はまさか自分が入院することになり
大好きなサーフィン、
食事を奪われることになるとは思ってもいませんでした。
 
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事の発端は上司からの理不尽な為、それに耐えられず相次いで退職していく部下、
それに輪をかけ自分のことを棚に上げて、その責任を問うてくる上司…
ろくに引き継ぎもせず逃げるように退職した部下のプロジェクトでトラブル続出、その火消しに追われる毎日、
元々自分の仕事で手一杯だったところに退職していった後輩の仕事が一気に自分の元に降りかかってきます。
指導力不足という反省もあるのですが、無理が祟ってストレスで内臓に異常が出てしまいました。
 
元々健康には気を遣ってるほうで
サーフィンもしていてストレスマネジメントはしっかりしているつもりだっただけに
ショックを隠せませんでした。
 
 
原因は紛れもなくストレスですが、
自分にウソをつきながら仕事をして
そのストレスの対価としてカネを受け取り
土日に月曜からの仕事を憂いながら過ごす
という生活を選択した責任が自分にはあります。
 
 
いくらストレス解消のために対策をしたところでその個人個人のキャパを超えてしまったら誰でも潰されてしまいます。
 
ただ今回の入院したことによって良かったこともあります。
 
ひとつは価値観を見直す良いきっかけになったということ。
自分にとって最優先したいのは家族をハッピーに笑顔にするということとサーフィンの時間です。
また今の仕事をずっと続ける価値があるのかどうか。36歳に差し掛かろうとしてしている今、自分の市場価値を調べてみるのもいいし
それで良ければ自分の生活サイクルに合う仕事をさがしてみても良いかもしれません。
ひと昔前まではよく替えはいくらでもいるんだよ?!辞めてしまえ!!というセリフも良く聞きましたが、今は立場も変わって売り手市場と言われる世の中です。
代わりの仕事はいくらでもあるのです。
もう少し視野を広げてみても良いと思います。
 
家族との時間、サーフィンの時間を奪われたのと同じくらい苦しんだのが食事でした。
 
健康は言うまでもなく大事ですが、
美味しいものを食べるのが本当に大好きなんだなぁと改めて思い知らされました。
 
この一週間、口から補給できたのはお茶と水のみで栄養は全て点滴から採っていました。
隣室の咀嚼音、食べ物の匂いをこれでもかというくらい忌々しく感じてしまいました。
こんなにも美味しいものを食べることが
自分の中でも譲れないポイントだったのだと
気付けました。
そんなことを分からされた出来事でした。
 
年齢からしてもこれからのビジョン、指針を再構築していくポイントとして岐路に立っているという自覚があります。
 
実際に舵をきるかは別として
今後は自分の市場価値の再確認、そして価値観を改めて見直していきたいと思います。
 
 

 

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