昨日、今日と潮周りを選べば遊べるコシハラ前後の悪くないコンディション。
今日は所用があり土曜だけボッチサーフィンしてきました。
前日の夜から覚悟していたものの中々の混雑っぷりです。
そんな中いやぁな感じはしていたのですがラスト一本で上がろうと乗った波で前乗りされちゃいました。
その前乗り君がてんぱってなのか普段からそうしてるのか板を前に蹴り出してワイプアウト。自分のサーフボードのテール側に相手の板がヒットする嫌な感触が。。。
あろうことかその前乗り君はそのままこちらに見向きもせず、またピークにパドルバックしようとしてたので流石に呼び止めて注意をして初めて謝罪がありました。
波が小さかったのでお互い怪我がなく済みましたが、プルアウトの重要性を再認識できた出来事でありました。
横に滑るようになったらプルアウトの仕方も覚えましょう。
これはサーフィンに限らず生活の中でもあらゆる所作の中でもどうフィニッシュを迎えるかっていうのもすごく大事ですよね。
なめらかなフロウでかっこよく波を繋げていって最後にぴょーんと板から飛び降りてたらカッコ悪いし、がっかりします。
これは格好よさだけでなく自分や周りの人に対する配慮で怪我やサーフボードのクラッシュを防ぐことにもなります。
飛び降りて着地したところにエイなどの生物がいて刺されたり、ビーチにもたくさんゴミが落ちているように海の中にも割れたガラスやプラスチックなど大けがにもつながります。
せっかく楽しみに来たのに怪我をしたり怒られたりしたら台無しになってしまいますよね。HOWTOものではあまり目にする機会はありませんが、プルアウトは絶対にマスターしなければならない動作の一つです。
プルアウトがしっかりできるということは板を自在にコントロールできるということです。板をコントロールできるとボトムターンもできるしタイミングをマスターできればリッピングもできるのです。
それらの動きって実はプルアウトの延長線上にあるものなんです。
基本はボトムターンをしたときに通常であれば行きたい方向をみて走っていくんですけど、プルアウトはそのまま波の裏側に抜けていきます。これはフロントサイドもバックサイドも動きは一緒。これが一番オーソドックスなプルアウト。
プルアウトしたら自然に沖に向かってそのままスムーズにパドルしていきます。
ここまでの流れも無駄なくいくとカッコいいです。
波のパワーゾーンがなくなってプルアウトする場合は何の問題もありませんが、サイズがあるときは注意が必要です。
タイミングが遅れ波のリップを食らってしまうと板の近くで巻かれてしまい自分の板、フィンと当たる危険があります。
しっかり波を見極めて余裕をもってプルアウトしましょう。
それからサイズのある波でプルアウトをすると勢いがついて身体が宙に浮いた状態になります。そこで通常のパドル姿勢で着水するとヒザが板に当たってへこませてしまうので少し足を広げて着水を意識すると良いです。
次に応用編でアイランドプルアウト。
ホレた波やサイズのある波でレールを掴んでノーズ、板の先端から波のフェイスを貫通させる感じで板と自分を波に潜りこませます。上手くいけばスムーズにプルアウトできますが、失敗すると板ともども巻かれてしまうので注意が必要です。
プルアウトをしっかりマスターし、サーフィンの幅を広げましょう。
いっそうサーフィンライフが豊かになること間違いなしです。
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