波乗りジプシー

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ウェットスーツを劇的に長持ちさせる方法

もうトランクスでサーフィンできる愛おしい愛おしい夏が終わってしまいましたね。

先週の土曜日に久しぶりにシーガルを引っ張り出して着てみたらびっくり鎧のごとく硬くなってしまいました。

同じシーズンに購入したジャーフルとセミドライ(5㎜x3㎜)は正しい洗い方をマスターして実践できたのでコンディションに大きな違いが出てしまいました。

ウェットスーツの寿命は3-4シーズンと言われてますが4シーズン目に突入する今年も未だに新品に近いふにゃふにゃの柔軟性をキープできています。

皆さんにも快適なサーフィンライフを味わってもらうためにウェットスーツのメンテナンス、保管方法を紹介します。

 

ウェットスーツの素材は合成ゴムとナイロンが使われています。このゴムが石油でできているので紫外線や熱に弱いんです。これによってゴム素材が劣化すると固くなってパドルしにくくなってしまいます。

なので以下の紫外線、熱対策をすることでウェットスーツを柔らかく長く保つことができます。

 

①着替えるときにお湯を浴びない。取り扱い説明書にも水かぬるま湯とありますが、ぬるま湯もウェットスーツに少なからずダメージを与えます。海上がりにフレキシブルバケツでじゃぶじゃぶ水洗いし塩抜きをして砂を落します。ポイントはお湯を使わないこと。

 

②大き目のハンガーを使って型崩れを防ぐ。ウェットスーツ用のハンガーも売られてますが最近だとウェットスーツ購入時に一緒についてきます。

 

③干すときは裏返しにして日陰に。天日干しをすると紫外線により劣化します。かわいたら表向きにしてハンガーに吊るした状態で冷暗所で保管します。

折りたたんでしまうとしわになっていまい型崩れの原因にもなります。

 

④ウェット用柔軟剤に漬け込みます。切らしてるときは普通の洗濯用柔軟剤も使ってます。これで独特のゴム臭さも解消されますし、柔軟性も維持できます。

 

⑤あとは着替えの時に爪を立てないことです。これは柔軟性ではなくて表面のゴム素材を痛めないため。

小さい裂け目にはウェットスーツ用接着ボンドが有効ですが、破れかたによっては修復不可能の場合もありますので注意が必要。

 

ウェットスーツは近年、劇的に進化して冬でも快適にサーフィンできるようになりました。決して安い買い物ではないだけに少しでも長く大事に使いたいものですね。

是非以上のポイントを押さえて上達の冬を迎えてください!